株式会社リアルビジョン

東京教職員互助会 三楽病院

2013年2月10日

病院プロフィール

東京都教職員互助会を経営母体としているが、一般の患者の診療も積極的に取り組んでいる。平成14年度から電子カルテ化を推進、医療機関同士のネットワーク化や患者への医療情報提供の迅速化などに努めている。
◎所在地:東京都千代田区神田駿河台2-5
◎TEL:03-3292-3981
◎外来患者数:1日あたり約980人
◎病床数:270床


汎用ディスプレイで高精細画像表示を実現!
フィルムレス化を低コストで快適に支援するリアルビジョンのFVTシリーズ

2008年9月1日よりフィルムレス運用を開始した三楽病院。現場の医師からは高精細な画像を表示を求められるが、院内のすべてのディスプレイを高精細ディスプレイにするには莫大な費用が発生する。そんな問題を解決してくれたのが、比較的安価な汎用ディスプレイで高精細画像表示を可能にする、リアルビジョン社製FVTシリーズ。病院の経営面を支える事務の方々と、実際に画像を見て診療されている医師に、FVTシリーズによる効果を語っていただいた。


汎用PCモニタで
DICOM画像を参照

2008年4月1日の診療報酬改定により、電子画像管理加算が新設され、一般撮影のデジタル映像化処理加算が減点されるなど、医療現場のIT化が促進される中、三楽病院ではPACSを導入し9月1日よりフィルムレス運用を開始した。

社団法人東京都教職員互助会三楽病院
経営戦略部長
総合健康センター事務長兼務
総務課長(事務取扱)
中村明良氏

現在、CT、MRI、血管撮影装置、一般撮影装置、マンモグラフィ、内視鏡の装置がフィルムレスで運用され、超音波、眼底カメラも今後フィルムレス化していく予定だという。「フィルムレス化にあたり、PACSなどの導入コストは大きいですが、フィルムでは今後加算がつかなくなってしまう。将来的な費用対効果を考え、フィルムレス化に踏み切りました」と中村氏。

「FVT」導入のきっかけ

フィルムレス化にあたっては、医師たちからはPACSの画像を高い質を保った状態で見たいとの要望があった。コストは抑えたいが質は落としたくない。そこで中村氏はインターネットでこの問題を解決してくれる製品を探し、リアルビジョンのFVTシリーズを探し当てた。「INFINITT社製PACSの画像が、JPGの参照画像ではなく原画像がそのまま表示されるため、なるべく良い質で見てもらいたいと思い、ディスプレイもいろいろ探しました。

社団法人東京都教職員互助会三楽病院
業務改善課
業務改善係長 用度係主査兼務
ネットワーク・サーバ管理者
長谷川 弘氏

読影医に「FVT200」を繋いだディスプレイの画像を見てもらったところ、『参照レベルを超えた画質だ。診断には至らないにしても診療には十分耐えられる』という意見をいただきました。これなら十分という医師たちのお墨付きを得て、汎用ディスプレイに「FVT200」を組み合わせての導入に踏み切ったのです」と、現場の医師の評判が非常に高かったことが、FVTシリーズ導入を最終的に決定したポイントだと、長谷川氏は語る。

短期間で、
簡単な導入手順

三楽病院では、3月に試験用の「FVT200」5台を導入し、3月中に読影医による確認を行ってもらい了承を得た。9月1日からのフィルムレス運用開始に向け、7月8月で45台の「FVT200」をディスプレイとともに各診察室に設置してきたという。

社団法人東京都教職員互助会三楽病院
業務改善課 業務改善係主事
IT化経営革新本部員兼務
辛島裕貴氏

「キャリブレーションの設定が、はじめの1台だけ設定すれば、あとはすべてコピーできるので、とても助かりました。45台すべてに1から設定していくのでは、とても時間がかかりますから」、「おかげであまり人手をかけずに、スピーディーに設置できました。それからFVTシリーズは場所を取らないし、外付けで取り付けが簡単です。いちいち中に付けるボードではなく、USBで接続できるので電源も取らなくて済みます」と、辛島氏、中村氏は導入の簡便さを語る。

FVT運用の実際

放射線科の読影室と検診の読影室には高精細ディスプレイを導入しているが、各診療科の診療室は、すべて汎用ディスプレイと「FVT200」を設置した。現場の医師が診療に満足できる品質を実現するFVTシリーズ。コストの面でも満足度は高い。 「高精細ディスプレイを導入した場合と比べ、かなり値段は抑えられます。高精細ディスプレイでは2枚揃えると100万円ぐらいはかかります。また、高精細ディスプレイはサイズが大きいため場所の問題もありますし、導入後のメンテナンスにも費用がかかります。そうした点も考慮すると、「FVT200」の導入でかなり低コストにフィルムレス化が実現しました」と中村氏。使用しているディスプレイは主にSAMSUNG社製SyncMaster 940UX画。面の回転台が付いていて患者さんにも見せやすいこと、コントラスト比と輝度が汎用ディスプレイとしては高いことが選択のポイントとなったという。現在「FVT200」の導入数は77台。また、手術室に導入準備を進めている52インチの大型ディスプレイがが入り次第、「FVT250」も追加導入するという。


社団法人東京都教職員互助会三楽病院
院長
瀬戸山隆平氏

瀬戸山院長に聞く、FVTの使用感

ー実際に診察室で使用されていて、画質はいかがでしょう。
「電子カルテで見ている通常のPCディスプレイと比べると、とてもきれいです」
ー患者様の反応はいかがですか。
「驚かれたり、喜んでいただいたりしています。例えば画像を拡大して見てもあまり画像が崩れません。現場の医師たちからも大変好評で、画質には満足しています」
ーフィルムの頃と比較して、ディスプレイでの画像表示は簡単でしょうか。
「フィルムレスに慣れるまでは、一覧性が若干気になった時期もありましたが、今は問題はありません。現在は画面に分割して出したりする切り替えが早いので、そういった意味では簡単になりました。シャウカステンはほぼ不要と言いますか、フィルムレス化への移行がうまく成功したと思っています」
ー今後、リアルビジョンに期待することは何でしょうか。
「画像としては現状に満足しています。こうしたシステムには当然寿命があるわけですから、その経済性がどうなのかというのは気になりますが、画像そのものに関しての注文はありません」



群馬大学医学部附属病院
群馬大学医学部附属病院